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【吹奏楽部員の為のマリンバ入門!】 #1 マリンバってどんな楽器?

マリンバってどんな楽器?

木製の音板が、ピアノの音列のように並んでいる鍵盤打楽器です。
音域は4~5オクターブなど様々あり、海外や国内にあるメーカーによっても響きが変わってきます。
アフリカが起源と言われていますが、現在のような構造に変化したのはアメリカへ渡ってからです。
元々の形は音列が一列に並び、共鳴部分は現在のような金属ではなく、ひょうたんなどで作られている民族楽器でした。
マリンバは他の楽器に比べると歴史がまだ浅いため、新しい楽器とも言われています。

*特徴*

マリンバの特徴は自然で豊かな音です。特に低音の暖かく深みのある音は他の鍵盤打楽器では出せない響きがします。
5オクターブなど音域の広いマリンバは、原曲が他のものでも演奏できるため、曲のレパートリーも広がっていきます。

*役割*

マリンバは吹奏楽やオーケストラの他に、アンサンブルやソロ演奏などでも活躍します。
音楽の3要素である、「メロディー・ハーモニー・リズム」の全ての役割を曲の場面によって使い分けることができます。
ソロ演奏ではマレットの本数を増やすことで、3要素全ての役割を同時にでき、楽器1つあればたくさんの場所で演奏ができます。

*楽しさ*

マリンバのように音域が広いことで、2人~5人など人数を増やしてパフォーマンス演奏もできます
1人ずつ高音から低音へとすぐに移動し、ローテーションしていくような曲もあって楽しいです!
ホールなど響きの良い場所で演奏する機会があれば、暖かい音に包まれるような感覚を体験できるかもしれません

保存版!マレットの選び方

マリンバの特徴、魅力をお伝えしてきましたが。
「もーー!!叩きたい!!」
と言う方も多いかと思います。そこで、本記事のライターであるパーカッショニスト「細川真実」直伝のマレットの選び方を大公開!
「え?マレットはどれでも良いんじゃないの?」
っと言う方は必見だ!

マレットの種類

マレットの種類には音が柔らかいものから、ソフト、ミディアムソフト、ミディアム、ミディアムハード、ハードと音が硬くなるものまで様々あります。
先部分(ヘッド)には毛糸や綿が巻かれていて、その巻かれている回数が多いほど硬度は柔らかくなっていきます
持ち手にも籐(ラタン)や木(バーチ)などの材質があり、マレットを振り下ろす時のしなり具合が変わってきます。
ラタンの場合はしなりがあり、叩いた後にマレット自体がバウンドしてくれるため、手に負担がかかりにくくなっています。(主流となっているのはラタン)
バーチの場合はしなりが少なく安定感はありますが、叩いた後に手がマレットのバウンドを吸収するため、手に負担がかかってしまうことがあります。(海外の奏者はバーチが多いかも)
安定感などの良さでバーチを使う方もいますが、初心者や小中学生にはラタンをお薦めします

 

*マレットの選び方*

柔らかく優しい音を出したい時 ⇨ 毛糸巻きのソフト~ミディアムのマレット
硬くハッキリとした音を出したい時 ⇨ 綿巻きのミディアム~ハードのマレット

上記に書いたものは1つの例です。
実際は色んな種類のマレットを試してみて、音の違いをよく聞き、曲の場面や自分がどんな音を出したいかを考えて選ぶことが1番良いと思います!

必聴!マリンバを使用した名曲選!

ここでいくつかマリンバを使用した名曲を紹介!素晴らしいマリンバの世界を堪能してみましょう!

 

マリンバソロ

マティアス・シュミット「Ghanaia」

村松崇継「Land」

アリス・ゴメス「Rain Dance」

*マリンバアンサンブル*

クラウス・ディーター・ツィンマー「Electric Glass」

ルディガー・パヴァッサー「Sculpture in Wood」

 

*原曲が他のもの*

J.S.バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調」

アラム・ハチャトゥリアン「剣の舞」

まとめ

冒頭でも書いたように、マリンバはまだまだ歴史の浅い楽器です。これからも無限な可能性を秘めています!
マリンバの演奏はネット上でも聴くことができますが、実際のコンサートではもっとマリンバの暖かい音を聴くことができます!
そのような機会がありましたら、是非コンサートへ足を運んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

この記事のライター

細川真実(ほそかわ まみ)

千葉県出身。
打楽器は小学2年生で習い始めた和太鼓から始める。
尚美ミュージックカレッジ専門学校卒業。
日本打楽器協会第28回新人演奏会に出演。
2018年日本クラシック音楽コンクール全国大会4位入賞(1位、2位該当者無し)
打楽器を川瀬達也、菅原淳、ドラムを辻和也、菅沼孝三、ムール・ルミ、ムール・クリスチャンの各氏に師事。
打楽器アンサンブル「Takatoko ponpon」を形成。
マーチング・吹奏楽・オーケストラ、ラテン、ポップスなどの経験を活かし、現在は吹奏楽団や交響楽団のエキストラ、施設への訪問演奏、ホテル演奏、学校や音楽教室への指導等、多方面で活動中。

 

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