ライブ前に緊張しない効果的な方法

ライブ前に緊張しない効果的な方法
100Drum Japan代表の辻です。
ドラマーが輝く瞬間・・・。そう!それはライブ!(個人差あり笑)
今はなかなかライブを行うのが難しい状況ですが、いつかまたステージに戻れる日を願いたいですね!
そんな日々が戻る事を信じて、日々練習に励むドラマーは多いかと思います。
私はドラム講師として活動する中で多くの質問を受けてきました。
その中でよく受ける質問があります。
それが・・・・「ライブで緊張しない方法」なのです。
今回は辻のケースとして「ライブで緊張しない方法」を紹介したいと思います!
練習スケジュールを組んでみる
ざっくり練習スケジュールを組んでいる方は飛ばしてくださいw
当たり前の様な気もしますが、逆算して本番までの練習スケジュールを組んでみるのはオススメです!
以下は私のケースです。
例えば本番まで3ヶ月あったとします。
・最初の1週間「曲を良く聴くor譜面を書く」(ドラムフレーズの解析やテンポ、ブレイクの位置を把握する)
・1ヶ月目「原曲のテンポに対して80%の速度で確実に叩ける様にする」(口でカウントしながら叩けたら更にGoodです!)
この時、余裕があれば85%・90%とスピードを上げていきます。
いきなり原曲のテンポから練習しないのがポイント!
まずはゆっくり叩く事で、フレーズやリズムパターンを体に染み込ませます。そしてゆっくりでも・・・。
「おっ!!?叩けるじゃんか!」
この成功体験を積み重ねる事が自信に繋がり、練習するモチベーションを保つ事ができます!
・2ヶ月目「原曲のテンポに合わせて練習をし始めます。」
ここでの注意点は、多少失敗しても叩くのを止めるのではなく、最後まで叩ききる事です。
ここは後でさらに細かく説明します。
・本番1週間前(贅沢を言えば10日前くらい)までには、おおよそ曲が演奏出来ること。
ざっくりでもスケジュールを組んでみると、冷静に自分の演奏の進み具合を把握する事ができます!
スタートから100%の演奏を目指すのではなく、本番に向けて少しずつ曲を完成させる事がポイントです!
練習も本番同様に演奏する!
・2ヶ月目「原曲のテンポに合わせて練習をし始めます。」
ここでの注意点は、多少失敗しても叩くのを止めるのではなく、最後まで叩ききる事です。
個人的に、ここは重要なポイントになります。さて・・・どういう事なのか。。
曲を練習する時、何がゴールなのか。それは。
「最後まで演奏すること」
です!
確かに途中でフレーズを失敗すると、そこだけでもやり直したい気持ちは分かります。
しかし・・・。果たして本番ではそういきますでしょうか?!
「うお・・・!3ヶ月練習してきたフレーズを失敗した・・・。すまん!本番中だけどもう一回!」
練習する前に自分でルールを決めるのです。今から練習をするが、それは・・・。
・曲を通して練習するのか、フレーズの練習をするのか。
どちらかハッキリ決める事は大事です!
曲を通して練習すると決めたのなら、何があっても最後まで叩き続けるのです!いけ!最後までー!栄光のゴールは近いぞぉー!
例えスティックを落としたとしても、シンバルスタンドが倒れようが叩き続ける。それは「本番で起こり得るアクシデント」なのです!
本番は何が起きるか分からないですし、やり直しが出来ないのも本番です!
失敗した時に、どう対処するのか。
本番と練習は違うけど、普段から本番を意識するのは本番で緊張しない為の第一歩です!
普段通りに生活する!
ルーティーンという言葉が流行しましたが、これ結構大事な事だと思います!
本番前日は、どうしても次の日の事を考えてしまいます。
「あ・・・。どうしよう。。失敗したらどうしよう・・・。」
「上手く出来なかったらどうしよう・・・。」
こう思うのは仕方ないと思いますが、なるべく前日は普段通りに生活をするのがオススメです!
私は起きたらシャワーを浴びるのが多いのですが、本番当日も同じ様にシャワーを浴びます。
朝食も普段から食べないのですが、本番だからと言って特別に何かを食べたりもしません。
移動中。私は車移動が多いのですが、いつもと同じ曲を聴いたりします。(当日演奏する曲はほとんど聴きません。)
いつもと同じことに徹する事で、本番という特別な日が「いつもと同じ日」になると私は考えてます。
どうしても本番は緊張するものです。
緊張する事は悪い事じゃなくて、素敵な演奏をする為のスパイスだと思います。
使いすぎたら味が壊れますが、ほどよく使う事で、味の魅力が増すものです!
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